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心臓病


心臓病になる人ならない人その差は意外なところに
心臓神経症
具体的にこれといった心臓の障害がないにもかかわらず、動悸や息切れ、胸痛、頻脈などの心臓病の症状が現れることがあります。その場合、「心臓神経症」の可能性が考えられます。
心臓神経症は、ストレスや不安が原因と考えられます。各種の心臓検査をおこなっても心臓に異常がみられないだけでなく、心臓のはたらきに影響を与える病気(たとえば、貧血、甲状腺機能亢進症、呼吸器疾患など)も認められません。

この疾患は、精神科の立場からは、「不安神経症」の一種とされます。

ほかの心臓病と同様、一連の検査がおこなわれます。
一般的な診察・検査として、1.病歴、現在の症状、などを聞く。2.聴診器の身体的な所見。3.血液、尿の検査所見。4.胸部X線検査。
心臓病の専門の検査として、1.心電図、2.運動負荷試験、3.ホルター心電図、4.心エコー図、5.心臓カテーテル検査、6.心音図、7.心臓核医学検査などです。
これらの検査をおこなってみて、器質的、機能的な心臓病の可能性が否定された場合、「心臓神経症」が疑われます。そして神経症の検査として、心理テスト、性格テストがおこなわれることになります。

治療は、心理的な治療が主体となります。精神安定薬などが用いられることもあります。

精神的なものだから、ということで、ではその患者さんの苦しみを軽視していいか、ということではまったくありません。器質的、機能的な疾患と同様、その苦しみを何とか取り除けるよう、医師は最善を尽くしますし、患者さんも医師を信頼して心を少しでも楽に、安定させる工夫をし、周りのご家族も協力することが大切です。

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